ロマンらんちゅうの世界 〜 と、 ついでにペンギン日記


人工授精について
人工授精のメリット・デメリット

自然産卵
人工授精
受精率
×
60〜70%
90%以上
所要時間
×
2〜3時間
10分程度
魚の疲労
×
損傷含め有
魚のストレス
×
種魚供用期間
問題なし
♂は無理に射精させるため多少は有
子魚の品質
問題なし
やや落ちるとの説有
飼育者の都合
×
都合が悪い場合有
都合が良い
作業手順

  @♀が産卵可能状態にあるか確かめる

  A♂がしっかりと発情し,腹を軽く押さえると射精するか確かめる

  B♀の腹を軽く触ると産卵する状態にない限り,自然産卵と同様の交配のセットをする

  C自然産卵を始めた時点で,♂♀を慎重に洗面器に取り上げる

  D♂♀を同時に手に持ち,産卵巣の上の水中で生殖器を合わせる

  E先に♂の腹を押して精子を絞り,量を確かめた上で,直後に♀の腹を押して卵を絞る

  F卵を絞った直後に,魚の尾で卵を攪拌する(卵は水中を浮遊中に受精しないと無精卵となる)

  G適宜洗面器に返して休ませながら,同じ作業を繰り返す

  H♂の精子が不足する場合が多いので,予備の♂を準備しておく

  I卵が産卵巣に満遍なく広げて付着するよう注意する

  J♀の腹を,胸から尻に向け絞っても卵が出なくなり,卵管が飛び出した状態になったら作業を終了させる
発情を促す方法
♀の発情

  @追星の出が顕著で,♂同士で追いかけっこしているような,繁殖に使う予定の無い魚をアテ馬にして♀の池に入れる

  A♂は複数の♀を追い回し疲れ果てるが,♀にはあまり影響がない。

  B♀に発情を促すと同時に,最も産卵態勢に近い♀を探し当ててくれるという効果もある

♂の発情

  @♀の場合と大差はありませんが,繁殖に使う予定の無い今にも産卵しそうな♀をアテ馬にして♂の池に入れる

  Aまったくその気がない♂も,多少は色めき立ち,♀を追うようなそぶりを見せ始め,追星も徐々に目立ってくることがある

  B♂も♀を本気で追わないので(本気で追えばこの作業は終わり)あまり疲れさせることはない

*アテ馬が可哀想と思う良い子の皆さんは,けっしてマネしないでください。
太陽光線の恵みと病気
今年は梅雨入りが遅れ,6月に入ってからは連日強い日差しが照りつけていますので,例年は梅雨明け後に施す日除けを,既に1/2程度しています。当地方ではもう真夏の様相で,これではとても足りない状況ですが,もうすぐ入梅なのでこの程度で凌いでいます。

梅雨明け後は,水温が軽く35℃をオーバーしてしまいますので,これに足して,全面に寒冷紗を張る必要があるわけですが,あまり日光を遮断し過ぎると,秋口になって魚の調子が狂うことがあるように思われます。

一昨年は品評会の最中(9月中旬)に鰓病にかかったので,昨年は少々日差しが強くても,一部分は直射日光を当てることにし,若干木漏れ日状態を確保しました。また,旧盆過ぎには残暑が強くとも,日差しは弱まってきているので,1/3程度は直射日光を当てました。

日によって,極端に言えば時間帯によって,日除けを加減するのが理想でしょうが,なかなかそうもいきません。手抜きすべきは工夫して手抜きをすることも大切ではなかろうかと思います。

昨年は品評会まで全く鰓病を経験せず,そのかわり,品評会出品後に必ずと言っていいほど鰓を開けていましたが,塩浴により1週間程度で皆完治しました。

しかしながら,10月に入っての品評会では,持ち帰り後しばらく好調を維持し,油断していたところを,2週間後あたりからバッタバッタとやられ,ほぼ全滅の憂き目に遭うという苦い経験をしたところです。

これまで日当り,通風の確保と早期発見,早期治療,また季節的には,水温下降期の10月中旬,上昇期の4月下旬の注意深い観察に努めれば,魚を病気で落とすことはあり得ないと高を括っていましたが……

らんちゅうには何があるか分からない !
水替えについて
水替えの留意点については,昔からの教えとして,(飼育水には,軟水,中性である水道水が最も適しており,)@2〜3日,日光にさらして,(塩素を抜き)A好天時B午前中に行うのが良いとされています。

この@からBの留意点について考察してみたいと思います。

@2〜3日,日光にさらして

これについては,井戸水を使っていた時代の考え方ではないかと思います。井戸水は硬度が高く,(夏場)水温が著しく低いため,この方法をとる必要があったのでしょうが,現在の水道水であれば,汲み置き時間は,丸1日で十分であり,夏場の好天時は,半日でも大丈夫です。

なお,汲み置き時間が長過ぎると,その間に水質が悪化するということも考慮に入れる必要があります。

A好天時

これは,水替え後の雨水の流入,急激な水温低下を避けるためのものであり,雨よけが施され,急激な気温変化が予想されない場合は,あまり気にする必要はないと思います。

B午前中

これは,水替え前後の水温差の緩和の必要性を述べたもので,飼育容器の水と汲み置き水の温度差は必ずあり,双方の立地条件(置き場所)の違い(微妙な違いであっても),日照により,午後には大きな水温差が生じる可能性があることから,その水温差が最小の時間帯である午前中にということです。
また,通常水温が最も低い時間帯であり,水替え後の水温上昇を見込むということも,理由として考えられます。水替え後,水温が上がるの良いことですが,下がるのはあまり好ましくありません。

これらの問題点をクリアできるのであれば,どの時間帯でも水替えは可能だと思います。

 なお,別の理由として,給餌後時間がたっぷり経過していることも上げられます。給餌直後の水替えは,消化不良を起こす危険性がありますので,このことも充分に留意する必要があります。


私は,この教えをきちんと守り,早朝やってます。(昼間は暑いし…,夕方は蚊の来襲あるし…)
浮き草について
らんちゅうは雑食であり,植物性の餌料もたいへん好んで食べますので,容器に生えるコケ類を大いに活用すべきですが,日当りのよい環境ですと,これが短期間で大量に増殖するため,水替え時にきれいに擦り落とさないと,良好な水質保持に支障をきたすことが多く,このため,田圃等で浮き草を採集して与えます。

どこにでもある三つ葉も食べますが,子魚には,ジンタ藻(画像…正式名はわかりません)という,芥子粒大の小さな浮き草を与えています。この藻は,蓮田に7月頃から発生し,初めのうちは大きな硬い浮き草と混じっているため,一緒に採集し網で濾して分離します。段々増殖してくれば採集しやすくなります。

浮き草を食べさす効用は,色揚げ効果が絶大であり,また,カルシウムを成分に含んでおり,頭の肉瘤が出る効果があるとも言われています。
また,肥満を防ぎ,繊維分による内臓強化にもよく,健康な体づくりができ,良い事ずくめですが,栄養分は乏しく,これだけでは成長しませんので,当然,生餌,人工餌と併用して与えることは必要です。

(後日,先輩の話を伺ったところ,栄養価はそこそこあり,これだけでも成長するとのことでした。…早くも訂正)
水温管理とヒーターの使い方
ヒーターは,熱帯魚に使うもので,金魚の場合は,冬場のガラス水槽飼育の場合にのみ使用するものと考えている方もおられると思いますが,それ以外にも色々活用できます。

ヒーターの役割

  @年中飼育水を適温に保つため

  A病気を治療するため(白点病等高温に弱い細菌を駆除し治療)

  B冬眠状態の魚を,春先に早く起こして,繁殖時期を早めるため

  C繁殖時期に,一定水温を保ち,卵,毛子を保護するため

  D春先等水温変化の激しい時期に,最低水温を調整し,昼夜の水温差を緩和するため

以上のような目的での使い方があります。

らんちゅうの場合,通常,屋外飼育で,子引きをしますが,冬場(12月〜3月)は,そのまま冬眠させるため,通常BCの目的で使用し,場合によってはDにも使用します。

水温管理の目安と注意事項

  5℃以下………冬眠状態,水替え・給餌厳禁

  6〜10℃…… 半冬眠状態,水替え・給餌は要注意

  11〜15℃……活動開始,少量の給餌可能

  16〜20℃……繁殖に適した水温帯

  20〜25℃……適温帯ではあるが,病原菌の活動も活発につき病気に要注意 

  25〜30℃……食欲旺盛で,成長著しい

  30〜35℃……酸欠,尾焼けの危険性があり,日除け等水温調整が必要

  36℃以上…… 生存危険水温域

  * 稚魚危険水温……15℃以下

  * 繁殖適水温………17〜20℃

  * 孵化適水温………20℃

ヒーター使用に当たっての問題点

  @水替えの際の水温合わせに苦労

  A水質悪化の早まり

  B電気代

私の場合,一番の問題点は,電気代での妻のお小言… 
エアレーションの効用
らんちゅう飼育においては,屋外飼育の場合,通常濾過装置は使用しませんが,エアレーションはほとんどの人が行っているものと思います。

エアレーションの効用

  @酸素補給

  A水を動かすことによる水質悪化防止

  B 〃        容器内の水温の一定化

他にもあるかもしれませんが,私なりの分析です。

エアレーションの実施時期

  @年中する

  A冬眠期間中はしない(魚に刺激を与えないため)

  B稚魚の尾が開き切るまではしない(水の揺れにより,尾の形成に悪影響があるため)

  C全くしない(停電等の不測の事態に備えるため)

以上のパターンがあろうと思いますが…

私の場合は@です。ただし,Bの時期は,エアストーンを隅に寄せ,出力を落として,水の揺れを極力抑えるようにしています。

私の場合,以前風通しの悪い場所で飼育していた経験があり,どうしても水質悪化の心配が今でもつきまとっているため,エアレーションを多用しています。

私からのアドバイス…

昔は皆エアレーションなしでした。(そんなこと,当たり前田の……スマン!反省)
飼育法の王道
らんちゅうの飼育法については,色んな難しい奥義があり,これをマスターしないと良い魚はできないと思われている節もあるようです。

確かにそういう面もあるかもしれませんが,初心者は初めからあまり難しく考えない方が良いのではないかと思います。

まず,基本をマスターすることが大切で,これがちゃんとできれば,自ずから,良い魚が,幾らかはできてきます。その基本について述べてみますと…

1年目(1段階)魚を殺さずに,健康的に飼うこと

2年目(2段階)魚を品評会サイズまで大きく育てること

3年目(3段階)魚の育て方を工夫すること

当たり前のことかもしれませんが,結構これが難しくてなかなかできないのです。

@健康に飼うこと,A大きく育てることができれば,ほとんどマスターしたと言っても,過言ではありません。

「魚を大きくすることばかり考えてはいけない。大きくすると形が崩れ,魚はできない」とも言われていますが,大きく育てる技術があって,初めて抑えて飼う方法が採れるのであり,まずは基本をマスターしてから次のステップに進むことが王道ではないかと思います。

それでは,本題の,これから先の飼育法についてですが…

時間が参りましたので,また何時かの機会にしたいと思います。(…もうないクセに!)
らんちゅうは弱い魚なのか?
私の知人で,昔は品評会によく出品し,かなりの好成績を収めたことがあり,最近は,仕事の関係上などで全く品評会には顔を出すことがなくなった人がいますが…

久しぶりに訪ねてみると,見覚えのある魚が何尾も泳いでいます。魚齢は10才を超えており,多少錆がきていますが,まだまだ若々しさを十分保っています。

他所との魚の交流がなくなってからは,全く病気をしたことがないとのこと,以前は「殺し屋」の異名をとった(失礼!)こともありますが,今は全くその面影はありません??

このことから考えると,らんちゅうが体質的に弱いのではなく,広範囲での交流・流通に伴う種々の病原菌の移入や,度重なる環境変化を与えてしまうことが,らんちゅうを長生きさせられない原因になっているものと思われます。

サラブレッドは走るために,また,らんちゅうは品評会の土俵盥で泳ぐために生まれてきたと言い伝えられていますが,(勝手に決めるな!)
せめて余生は幸せに過ごさせてやりたいものだと思います。(…願望)
魚が落ち着ける環境づくり
人影を見るとサッと逃げるような臆病で神経質な魚は,餌を食べるときも,警戒しながら少しずつ食べるため,なかなか大きくなりません。

一方,人に寄ってくるような魚は,愛嬌があってとても可愛く,掃除機で吸うごとく餌をむさぼり,どんどん大きく成長し,また,品評会の溜め池でも,人(魚)見知りしないで,悠然と真ん中を泳ぎ,堂々としていて目立ちます。

魚の性質は,先天的なものが大きいのかもしれませんが,池をきれいに洗った新水の中とか,池の上部を遮るものが何もない場合など,かなり怯えた様子を見せることがあり,先日,屋根の全面に寒冷紗を張りましたが,その後,目に見えて魚が落ち着き,人影をあまり気にしないようになりました。

外敵から身を隠す場所を確保するなど,魚が落ち着ける環境づくりを工夫して,ストレスを与えないようにすることは,生育を促進する上で大切なことではないかと思います。


私の魚の餌食いは,ピラニアに負けません。(飼い主に似て,品性に欠けるなぁ…)
魚の出来を測るバロメーター
「ミジンコ採集に通った回数」を聞けば,その人の魚の出来がある程度わかると言われます。

ミジンコを多く与えれば,魚がよく出来るのは当然のことですが…
ただそれだけの理由ではなく,採集回数は,らんちゅう飼育にどれだけ熱が入っているかを測る,かなり精度の高い尺度になるからです。

ミジンコ採集は大変な作業ですが,これをしっかりやっているということは,あらゆる面で,飼育に身が入っているということであり,魚の出来の良さが,飼い主のヤル気を駆り立たせているとも言えます。

らんちゅうの良魚作出に偶然はなく,飼い主の努力に応じた成果が表れ,手を掛ければ掛けただけ,魚が出来てきます。

らんちゅうは,人間の造形物,芸術品とも言われており,品評会が始まって以来100年以上経過していますが,未だに完全無欠,理想形の魚は現れていないと言われています。


人事を尽くして天命を待つ!(おっ, ヤル気になってるネ ! 努力だけは認めるけど…)
青水について
「魚づくりは水づくり」と言われており,日本茶(緑茶)の色をした「青水」がらんちゅうを飼育する上で最良の水とされています。

ガラス水槽での観賞魚の飼育は,濾過装置をつけるのが普通ですが,らんちゅうの場合は,この青水飼育をするため,通常濾過装置を使用しません。

良好な青水づくりは,水替えの際に上手に割り水(元の飼育水を少量混ぜる)をするわけですが,青水は,水温・水質の変化を緩慢にし,魚の健康増進,色揚げ,頭の発育等に効果があるとされており,できれば年中青水で飼育したいものです。

しかし,日照が強く,高水温となる夏場に限っては,割り水でもしようものなら,翌日には真っ青になってしまい,青水も度を越すと,酸欠,尾焼けを起こす危険な水となりますので,新水での全換水をせざるを得ないのです。


ところで,緑色なのに,どうして青水と言うのでしょうか? (白色でも金魚と言うだろう,それと同じ ! )…ハイ,よくわかりました。
種5分,飼い5分
競馬の世界では,馬7分,乗り手3分とも言われていますが,らんちゅうの世界ではどうなんでしょうか?

一般的には,種5分,飼い5分と言われており,例えば,春に同じ腹の魚を10人に分配して飼わせたら,秋には十人十色で,とても同じ腹とは思えない,様々なタイプの魚が出来上がるそうで,いくら種が良くて,素晴らしい素質を持っている稚魚も,飼い方によっては,駄魚になってしまいます。

本来,飼育技術,鑑識眼がしっかりしていれば,種が全てなのでしょうが,幾ら卓越した技術を持っている人といえど,なかなかそこまでは行かず,師匠に聞いてみても,7分3分位ではないかと言われます。


飼いには自信があるのにナ…(大きくすることだけはネ…味のことも考えないと!)味??…時々,味付け海苔やろうかナ
餌は池にやれ
餌は魚にやるのではなく,池にやれ…??

これまた,摩訶不思議,大胆至極…要約すれば「ナントいい加減」な話ではないでしょうか。(要約になっていない!)

でも,これはいい加減な話でなく真理をついています。

稚魚を選別して数を減らした時,減らす前と同じ量の餌を与えても,ほとんど同じ時間で食べ尽くしてしまいます。水替えによる食欲増進効果も大きな要因ですが,魚は,混みすぎたり,水の状態が悪いと,餌食いが悪くなります。

したがって,給餌量の加減は,魚の数だけが目安になるのではなく,池の面積に見合った適正な収容尾数の調整や,水の状態に注意をしながら行うことの方がより重要であることを教えているのです。


私は,魚の数を思い切って減らします。(君のは,「残らない」という結果論!)合ってる!
上達の早道
らんちゅうの腕前の上達には,指導者の存在が欠かせません。良き指導者の下での1年の経験は,自己流での10年の経験に匹敵するという説があります。

その説によれば,10年習えば単純計算で100年の経験ということになり,それでも一人前になれない人はどうすれば良いのか…と,真剣に悩んでいる人もいますが,(誰のこと?)何はともあれ,自己流では上達が遅れることは確かなようです。

繁殖は1年に1回,その自家産魚が種魚になるまでに2〜3年,その子の成長を見届けるのに2〜3年かかり,一応の飼育サイクルは5年程度ということになりますが,これを数サイクル経験した人を熟練者とするならば,10年程度でやっと一端の経験者ということになります。

また,鑑識眼,特に稚魚の先行きまで見通す目を養うには,センスのある人でも10年かかると言われています。この鑑識眼も優良な魚を数多く見,優良な魚の飼育を経験することにより養われるものですから,自己流ではなかなか身に付きません。

できれば良き指導者を見つけ,早い上達を目指したいものです。


(ところで,君は何年師匠に習っているの?)…それは誘導尋問であり,黙秘権を行使します・・・
飼育容器について
らんちゅう飼育には,モルタル製のタタキ池が最適とされていますが,木製の舟も良く,最近ではFRP等の専用容器も開発され,手軽に屋外飼育を楽しめるようになってきました。

良好な飼育環境としての重要なポイントは,日照,通風,保温の確保であり,容器については,保温性,断熱性に優れていることが特に重要となります。

水温の激変,これに伴う水質の激変は,魚の健康を損ね,成育を阻害する最大の要因であり,これを抑制,緩和することは必要不可欠になります。だからと言って,気温差の少ない日陰や保温機能のある室内で飼育すれば,水温の激変を防げますが,これでは魚の成長,色揚げが期待できません。

直射日光の当たる時間は,一日に最低2〜3時間は必要とされており,できれば半日以上,特に,稚魚の育成時期である4〜6月には,できるだけ長時間欲しいものです。


直射日光の下で見る魚はきれいだね!(君のは特に背中の鱗が輝いてるからネ!)
品評会出品魚の養生
品評会出品魚は,狭い容器の中に詰められ,長時間揺られて会場まで辿り着き,会場では,100尾以上の魚と一緒に同じ溜め池に入れられて審査の時を待ち,やがて大きめの洗面器に数10尾づつ取り上げられて審査される訳ですが…

これは,人間に例えると,マラソン選手が真夏のレースを完走するような苦行であり,また,インフルエンザが大流行している時期,子どもを小児科病院に連れて行くのに等しく,らんちゅうにとっては,体力消耗及び罹病の危険性を覚悟した厳しい旅となります。

品評会出品魚の罹病については,イヤでも避けて通れない宿命で,愛好家誰しも頭を痛めている問題ですが,必ずこれを克服しなければ先の展望は開けてきません。

それでは,この対処法について,私からのアドバイス


他のサイトに,参考になることがいっぱい書いてあるので,そちらをどうぞご覧ください!(久しぶりに…何じゃ,そりゃ!)

 らんちゅう広場
 らんちゅう飼育を科学する 神チュウ会
飼い込みについて
9月は飼い込みの季節と言われていますが…9月に限らず,毛子,青子の時期,色変わり後等々,飼い込みは,度々行う必要があります。

「飼い込み」とは,如何なる方法で,何を目的として行うのでしょうか…

方法

何も特別なことではなく,水を良好な状態に保ち,運動をしっかりさせ,食欲を増進させて,消化の良い栄養価の高い餌料をしっかり食べさせることです。

その際の給餌方法としては,魚の競争心を煽って,短時間(5分以内)で食べ尽くす量を与え,食べ終わると餌を探して泳ぎ回る状態にさせ,それを数回繰り返すことにより,通常よりかなり多い分量の餌を食べさせます。

時には,腹がはち切れるほどまで膨れ,座り込むような場合もありますが,魚の密度,水の状態に問題がなければ病気にさせることはなく,稚魚の時期では3日で2倍に成長…というのも,けっして大げさな話ではありません。

目的

稚魚の成長期の飼い込みの目的は,簡単に言えば,魚を一刻も早く選別できる大きさに育て上げ,残す魚を早期に絞り込むことにあります。

優良魚の発現は,やはり確率の問題が大きい訳で,限られた飼育環境(容器数,餌の量,手間の問題)の中で,できるだけ数多くの稚魚を繁殖させ,如何に数多くの素質魚を早期に絞り込んで残せるかが,成否のカギを握るからです。

また,秋口の仕上げの飼い込みも,大変重要であり,品評会で上位入賞するか,それとも下位に甘んじるかは,仕上げの差により決まると言う人もいるくらいです。

留意点

飼い込みは,少し間違うと罹病の危険性を伴うため,少々経験を要しますし,また,魚の成長は,縦に伸びる時期と,横に太くなる時期が交互に繰り返されると言われており,その辺を十分考慮に入れて行う必要があります。


仕上げの重要性…素麺つゆの「追い鰹」…て感じ!(イイこと言うネ!面白くないけど…)
病気について
私のらんちゅうの罹病履歴としては,多い順に,@エラ病,Aヘルペスウイルス病,B白点病,C松かさ病,Dウオジラミ,E転覆病ですが…

B〜Eは,昔1〜2度経験があるくらいで,あまり問題ではないのですが,@,Aについては悩まされています。

@エラ病

品評会出品魚,また,他所からの導入魚は,高い確率で発病します。私の場合,これまで夢を描いて,種魚をゲットしても,その役目を果たさせることなく☆にし,何度も,悔しく,情けない思いをしてきています。

しかも,これが,良い魚,高い魚から順番にやられるんですよネ。何故か…

でも,最近では,高濃度塩水浴,0.5%塩水での隔離飼育により,エラ病での☆はほとんどなくなり,通常飼育においても,10月中旬以降の水温下降時を除き,早期発見,早期治療で,簡単に治癒させることができるようになり,あまり苦労することがなくなりました。

しかしながら,他所からの導入魚,特に品評会でのものは,相当手こずる場合があります。1週間後に半分水替えし,当初の半分量の塩の追加投入,これを1ヶ月程度は繰り返す必要があり,また,場合によっては夜間の水温の低下(15℃以下)を防ぐための措置も必要です。

そこまでしなくても,大丈夫な場合もありますが,1ヶ月程度経過後からでも悪くなる場合も多々あり,全く餌を与えないまま冬眠に入らせる人もいるくらいです。

Aヘルペスウイルス病

これが大きな問題で,私は昨年と,4年前の2度経験していますが,この原因は,10月以降の水温下降期に,遠方での品評会出品魚から感染するようで,同居した魚はほとんど全滅の憂き目に遭い,管理が疎かですと,他の池にも飛び火し,一家?全滅という危険性も大いにある恐ろしい病気です。

ウイルス性ですから,特効薬はなく,対処法はまだ確立されてないようで,対策としては,魚の体力低下を防いで感染を予防し,また,感染してしまったら完璧に隔離して蔓延させないこと…今のところこれしかないようです。


(ヘルペスウイルス…この秋から来春にかけて再度要注意だネ!)…もう1回やられたら真剣に考えま〜す。(何時もそうなんだから…)
冬越し,冬眠について
金魚は温帯性の動物であり,水温5℃以下で冬眠しますが,これを最低2ヶ月以上体験させないと,春の繁殖に供することはできないと言われており,私は,12月中旬から翌年3月初旬位まで冬眠させます。

冬眠期間中は新陳代謝がほとんどないため,給餌は全く必要ないと言うか…むしろ厳禁であり,水替えも厳禁です。ただし,冬場は空気が乾燥し,水の蒸発が顕著なため,時々不足した水の補充は必要となります。

冬場でも時々暖かい日がありますので,魚はゆらゆらと泳いで,池底の苔を食べて糞もしますし,ホコリ等も入って,池底には汚物が溜まりますが,この時期水を動かすことは厳禁で,糞濾しして水をかき混ぜたり,また,氷りが張っても,これを割ったりして刺激を与えてはいけません。

金魚は変温動物で,水温0℃近くでも生存できると言われており,低水温でも平気ですが,急激な変化は大敵ですので,水深も夏場より深くし,保温能力がある濃いめの青水での飼育が必要で,極端に冷え込む日,また,昼夜の気温差が大きい夜間は,波板などで保温する必要があります。

ただし,しっかり寒に当てることは大切で,過保護は禁物ですので,その点には十分留意する必要があります。


…要するに,何もするなってこと?(そうはイカの○○タマ! アララつい本性が…)
冬は安定期?
厳寒の冬も,健康ならんちゅうにとっては,夏期と同様に罹病の危険が少ない安定期です。

冬場は,水温の激変や水質の悪化が少ないこと,湿度が低いこと,餌を食べないこと,病原菌の活動が鈍いことなどにより,発病の要因が乏しい季節であるからです。

しかし,冬眠前に体調を崩した魚は,この時期,一見問題がないように見えても,病原菌の活動停止及び魚の新陳代謝がほとんどないことによる病状悪化速度の一時的な停滞により,小康状態を保っているに過ぎず,春の水温の上昇期には,またぞろ病気が進行し,繁殖に供せないばかりか,最悪の事態も想定しなければならない可能性があります。

春の繁殖に向けての態勢づくりは,冬の防寒対策よりも,その前段階での秋の管理が重要で,冬眠期間中のトラブルは,絶対に避けなければなりません。やむなく回避できなかった場合でも,激寒期に魚に刺激を与えることは,大変無謀で危険な行為であり,そのまま手をこまねいて,じっと春の訪れを待つしか方法はないのです。

なお,急冷えにより,鰭の先などが黒色に変色することが多々ありますが,これは「カゼをひいた」とも言われ,春には消えて元通りに快復する場合が多いので,あまり問題はありません。


(君は去年も同じことを言ってたような気がするけど…なかなか懲りないネ)
最も有効な病気対策 ??
らんちゅうのベテランは,病気を治すのもうまいのが当たり前…というような誤解?があるようですが,魚づくりのうまい人が,必ずしも病気治療に優れているかというと,これは別問題で,色んな失敗,苦労もあるように聞いています。

品評会を目指した飼育は,魚の自然成長を遙かに越えた促成栽培的な飼育であり,日々の育成にあたっては,右手に餌を持ち,左手には薬を持って,状況に応じて,どちらの手を使うかを見極める毎日なのです。(ホンマかいな?)

このように,魚の成長と病気とが隣り合わせ…といった状況の中での病気対策としては,治療法を研究するということよりも,病気にかからせない飼育技術の習得をまず優先させなければなりません。

その技術とは何か?また「何じゃ,そりゃ」と言われそうですが…

@病気に罹りにくい環境づくりに留意し…

A魚の気持ちが解る観察力を養うこと

即ち,良好な管理→良質な水づくり→健康な魚づくり→順調な成育=良魚づくり…であり,良魚作出に向けた日々の適切な管理…これこそが最も有効な病気対策ではないかと思います。


(…ン?珍しく謙虚だネ。どこか悪いの?)…イヤ,マァ〜 この件に関しては・・・・
選別・鑑識眼について
品評会向けのらんちゅうとなると,春孵化して,一応形質が固定する秋までには,尾,腰,背,頭を中心に,少なくとも10数段階の「選別」という関門をパスしなければなりません。

この関門の大部分は,色変わりまでに通過しなければなりませんが,出来の良い腹でも,この時期までにパスして残る魚で,孵化数の1%(1腹50尾)程度,秋時点で品評会に通用する魚では0.1%(1腹5尾)程度で,全国大会レベルとなると,そのまた1%未満の割合ではないかと思われます。

この狭き門(10万分の1の確率)は,人間に例えると,東大入試など比較にならない難関で,国会議員に当選するよりも厳しい競争率になります。

全国大会レベルはさておき・・・(あっさり,さておくのネ!)

通常,秋に残る魚が10数尾程度いれば万々歳ですから,如何にその10数尾を早期に絞り込めるかということが,設備,手間,経費等の負担の軽重に大きく関係してくる訳で,仮に,孵化直後に絞り込むことができるとするならば,池の数が10も20も必要なく,1池か,2池で,2〜30尾程度飼えばよいということになり,こんな楽なことはありませんが…

しかし,なかなかそういう訳には行かず,経験に裏打ちされた,稚魚の先行きを見通す神ワザ的鑑識眼を持つ熟練者は別として,幾ら目が利く上級者と言えども,色変わりの時期までは,どうしても段階を踏んだ選別が必要であり,大胆な絞り込みはできないという実情…難しさがあります。

そして,この鑑識眼は,「勝負の世界」にプロ・アマの歴然たる実力差があるのと同様,上級者と初級者との間には技量の大きな格差があり,飼育技術以上に習得困難な,らんちゅうづくりにおける重要なファクターとなるのです。


(フンフン…それから?)それから先?…もう・ある・わけ・ない!(開き直りともとれる発言!支持率下がるヨ〜)
餌について
らんちゅうの餌については,主に次の3種類が使用されています。

@生餌
  
  ミジンコ(タマミジンコ,マルミジンコ,ケンミジンコ等種類多数)

  アカムシ(赤ボウフラ→ユスリカの幼虫)

  イトメ(糸ミミズ)

  ブラインシュリンプ

生餌は,消化が良く,栄養価が高いため,育成用に欠かせない大事な餌で,人間に例えれば「肉,魚」といったところで,最も多用されます。最近採取が困難となり,稚魚にはブラインシュリンプ,育成用には冷凍アカムシを使用するのが通例です。人工餌に比べ高価ですが,最近は通販等でかなり安く入手できるようになりました。

A植物餌

  苔類,アオコ,浮き草,クロレラ

植物餌は,色揚げ,健康増進に絶大の効果があり,幾ら食べさせても肥満にならず,消化不良の危険性も少ないので,是非欠かさず与えたい餌です。人間に例えれば「野菜,果物」といったところでしょうか。

B人工餌

  らんちゅう専用餌料

  ディスカスフード等熱帯魚用餌料

  マス,アユ等食用魚育成餌料


人工餌は,手軽で保存が利き,しかも安価ですので,生餌が入手できにくい場合は,主食として与えます。らんちゅうの場合,腹をつくるのに欠かせませんが,与え過ぎますと,肥満になったり,消化不良を起こしやすいので,@,Aと併用し量の加減が大切です。なお,自動給餌器を使った留守中の給餌には,これしか使えませんし,色揚げ用に効果のある餌もあります。

餌の選定,給餌法,生餌の採取方法等は,各愛好家の企業秘密の宝庫かもしれませんね。


企業秘密の宝庫…私も色々研究しています。(ン?手抜きとパクリが上手いのだけは知ってるけど…)
タブーとセオリー
らんちゅうの飼育においても,一応タブーやセオリーとされるものがあり,これらの主なものを列記してみますと…

@給餌

  ・給餌は腹八分目,水替えの前日と当日は給餌を控える

  ・悪天候の日または夜間は給餌しない

  ・青水が濃くなると,給餌を中止する

A水替え

  ・新水での水替えは刺激が強く,体調を崩すので割水をする

  ・水替え間隔はできるだけ長く延ばす

  ・苔は大切な餌になるので,擦り落とさない

B魚づくり

  ・肥大・徒長を防ぎ,健康的で強い体質の魚づくりを目指す

しかし,これらを忠実に守っていては,魚がなかなかできないという現実もありますので,基本的には尊重しながら,各飼育環境に合った独自の工夫を加えて実践…というのが通例でしょうが…

中には,タブー,セオリーは必ずしもタブー,セオリーならずとして,これを全く無視してやっているヘソの曲がった人…モトイ!勇猛果敢な人が多いのもこの世界の特色です。


私も勇猛果敢にタブーに挑戦しています。(…で,結果は?)これと言った,変わり映えは…
繁殖前の給餌について
生物の生態に詳しい人から聞いた話ですが…

生物は,食べ物(栄養分)が不足したり,環境が悪化したりしたとき,防衛本能から,子孫を多く残す習性があり,逆に,食べ物が満ち溢れ,栄養十分になると,繁殖活動が鈍くなるとという一般的な傾向があるとのこと。

これが,自然界から隔離されたらんちゅうに,そのまま当てはまるのかどうかはわかりませんが,確かに冬眠から起こして,餌をやり過ぎると,魚に脂肪が乗り,繁殖に支障を来すと言われおり,かなり関連性があるものと思われます。

仔を産ます前には,しっかり栄養をつけて,元気な仔を産んでもらいたいと思うのが人情ですが,やはり,これは全くの逆効果で,極力餌を控えるべき…という教えは,自然界の理に叶ったことなのでしょうね〜


種魚と会魚は明確に区分すべきだネ!(そうだけど…君が言うと説得力に全く欠けるネ)そう,反面教師…ン?まぁ,しょうがないか〜
飼育容器のサイズと収容尾数
らんちゅうの飼育容器の大きさについては,昔から坪池と言われる1.8m×1.8mが標準とされ,これ以上大きいと管理が行き届かなかったり,魚が泳ぎ過ぎて良くないとされています。

そして,当才魚の育成には,これより一回り小さいもの,また,親魚で大型魚をつくり上げるために,もう一回り大きなもので飼育される場合もあるようです。

水深については,30cmあれば十分で,通常10cm〜20cmで飼育されています。

次に,収容尾数については,容器の表面積1u当たり何尾…という考え方が普通で,この適正尾数は,なかなか難しいところで一概には言えませんが,私の場合一応次表を目安にしています。
孵化後
収容尾数

1uあたり
体 長
10日 500尾 約 1.0cm
20日 100尾 約 1.5cm
30日 50尾 約 2.0cm
45日 30尾 約 3.0cm
60日 20尾 約 4.0cm
90日 10尾 約 6.0cm
120日 7尾 約 9.0cm
150日 5尾 約 12.0cm
1腹1池では厳しいね!(君の場合,全然残らない腹も多いからイイんじゃないの!)…ムッ!
稚魚の育成
生物は,生まれ落ちるとすぐに外敵からの脅威にさらされますので,独り立ちできるまでは,親の保護下に置かれることが多い訳ですが,魚の場合,通常すぐに親から離れて,荒野?へと放たれますので,外敵から逃れる方策の一つとして,一刻も早い成長が要求されます。

自然界から隔離されたらんちゅうといえども,生存競争に耐え抜く術は,本能的に持っていると思われ,保護色も外敵に対抗する防衛手段でしょうし,色変わりまでは,ひたすら栄養分を補給して成長することも,極めて大切な防衛策ではないかと思われます。

稚魚の成長期に餌が不足することは,らんちゅうにとって本来致命的であるはずですから,この時期,栄養価の高い,新鮮な餌を豊富に与えて,どんどん成長を促すことは,たいへん大切な事であり,自然の理に叶っていることではないか思います。

ただし,餌を十分に与えるということは,水質の悪化を伴うことであり,適切な水質管理も言うに及ばず大切なことです。


色変わりまでの魚の基礎づくりは大切だネ!(君の場合そこまではまぁ合格!そこから先が…)
千と千尋の神隠し
私は,実は職場でもらんちゅうを飼育しています。

一式1500円程度の30p水槽に,水中フィルターのみの環境で,昨年産まれた,孵化後1ヶ月程度の青仔を10尾持って行って1年になりますが…

冬場ヒーターを入れるでもなく,水替えは2週間に1回程度,給餌は人工餌料を朝昼少量,休日は餌抜きです。今は体長5pに成長していますが,至って健康,病気一つしたことがありません。

容姿は,流石にハネ魚ですから,ツマミ,首高,腰のゴッツン等欠点のオンパレードで,頭も申し訳程度に肉瘤が乗った程度… でも,元気良く,愛嬌タップリに泳ぎ回っていますから,これを見ると,らんちゅうの飼育は難しい…との説は全くの間違いであることを確信できます。

しかし,品評会向けとなると,甘やかされて育った「千と千尋の神隠しの坊」とまでは行かないまでも,それに近い過保護が災いして虚弱体質を招いているのか… それとも,ヘルペスのように進化した悪玉ウイルスが世にはびこっての仕業なのか… 

色々要因はあるのでしょうが,最大限智恵を絞って,らんちゅうの神隠しだけは,何とかくい止めたいものです。


(何かタイトルがすごい割に内容ないヨ〜) じゃぁ,次回は我が家の白装束集団…てのはどう?(縁起悪そう…でも今の君にピッタリ!)ムカ!言ってイイことと…
カウボーイ?
アメリカ ブッシュ大統領はカウボーイだそうですが,らんちゅう愛好家にも,「買うボーイ」と「飼うボーイ」がおられます。

勿論,前者は他所から魚を購入して育成を楽しむ人,後者は繁殖から手掛ける人ですが,これについては,各人それぞれの事情に合わせた楽しみ方があり,とやかく言う筋合いのものではありませんが…

「買うボーイ」の場合でも,出来上がった魚を購入して,眺めて楽しむよりは,青仔から育てて成長過程を楽しむ方が,驚き,感動,発見等,より多く与えてくれるはずですから,できれば是非そういう楽しみ方を推奨したいと思います。

中には,出来上がった魚を購入して品評会で勝負を楽しむ人もおられ,それに対しては,やや冷ややかな目で見られがちですが,しかし,それはそれで一つの楽しみ方であり,かなり鑑識眼がしっかりしていないと,優良魚を入手することは非常に困難であるからして,一概に非難するようなことは慎みたいものです。


私は「買うボーイ」ではありません!(そう,「買いたいボーイ」だよね!)…ムム,言えなくもない。